純金融資産1億円以上を保有する層はわずかに思えるが、実際は国内で世帯主100人の内2?3人の割合で存在する。元証券マンで3万人以上の顧客を担当した著者によると、こうした「億り人」は、その大半が相続や一攫千金で財産を得たわけではない、ごく普通のビジネスパーソンなのだという。資産一億円をつくった人の思考・習慣・行動を分析すると、以下の3点が共通点として挙げられる。1. 給与天引きでお金をため、残りの額で生活する2. 保険には一切入らない3. 投資は「長期、ゆっくり」。市場暴落時をチャンスと捉え、買い増すどれも再現性が高く誰にでもできる方法だ。「億り人」は自己分析力が高く、合理的な判断ができる人たちなのだともいえる。当事者のインタビューも交えて、一生困らない資産形成術を伝授する!<目次>第1章:「億り人」とはどんな人たち?第2章: 億り人の思考と行動第3章: 投資のパターン第4章:「となりの億り人」インタビュー第5章:「億り人」素朴な疑問Q&A