美味すぎて怪しい。
魚之進の舌と頭脳で将軍暗殺を阻止せよ!
激オモ、激ウマで大人気!
大江戸珍品グルメ捕物帖「味見方同心」シリーズ潜入篇第4弾!
毒殺の恐れがある中、将軍が城を出て、寛永寺で昼食をとる日がやってきた。
不測の事態が起きれば味見方の魚之進は切腹必至だ。
ついに毒見は始まるが、陰謀の中心人物だと密かに疑う男が寺の料理番に教えた一品を含め、全ての料理に問題はなし。
だが敵は必ず動く。仕掛けられた毒はどこに? 魚之進が謎に挑む。
【本巻のお品書き】
「乳茶」若い娘が出す滋養の茶に秘密あり。
「こぼし飯」女中が酒をこぼしてばかりの料亭。
「伊賀忍者料理」日々、店に通う善良な常連は忍者?
「紅白梅干し」祝儀に梅干し。やくざの狙いとは。